動物病院通いの猫が 3年間も通わずに済む健康猫へと変わった理由

初めて家に来た時からずっと病院通い

自分が今の愛猫「チコ」を飼い始めてから、実はしょっちゅう動物病院のお世話になっていました。

おもちゃで遊んでいる時に爪を怪我したり、旅行へ行くために、3日ほど業者さんへ預けたところ、おしっこが出なくなってしまったり、血便が出るようになってしまったり。

猫を飼っている人なら、きっと動物病院へ行く経験はしたことあると思います。ですが、長時間並ばされたり、猫が嫌がったりと、なるべく行きたくはないですよね。

家に来たての頃は、何度も動物病院のお世話になっていたチコですが、それから6,7年が経ち、今では病院のお世話にならない「健康猫」へと成長しました。もう、2,3年ほど病院に行っていないかと思います。

今回は、いかにして、体調不良などを起こさず、病院のお世話にならない健康猫にさせたかを、紹介していきたいと思います。

ストレスを与えず体調を保たせる秘訣

猫からの要求には、全て即座に応える。
猫は鳴き声と共に、多くの要求をしてきます。ご飯が欲しい、水くれ、ドア開けて、トイレに行きたい…。
わがままと思うかもしれませんが、可能な限り、すぐに聞いてあげるようにしましょう。
そうすることで、いたずらの防止にも繋がります。よく紙やダンボールを噛みちぎったり、物を倒したりするいたずらは、人間が要求を聞いてくれないイライラから起こります。
何を要求しているか、分からない場合は、可能性の高いものから試してみましょう。
餌の頻度や種類は一定にする。
猫の餌はたくさん種類が有りすぎて、最初はどれを選んだら良いか分からないでしょう。
また、病院の指示で、特定の餌しか与えてはいけない場合もあります。
我が家の猫は、尿路結石用の餌しか与えてはいけないという指示をもらった時期もあります。
しかし、病院で指示を受けた餌は高価だったりもします。一番大切なのは、猫が進んで食べてくれて、血便などの体調不良を起こさない餌を選ぶことです。
加えて、最適な餌が見つかったら、ずっとそれを与え続けることも重要です。
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きっともう飽きたから…
と思って他の餌を与えたくなる気持ちも分かります。しかし、経験上では、同じ餌を与え続ける方が、コスパも良いですし、体調も安定します。
チコはこの餌にしてから血便をしなくなり、もう何年もこの餌以外、一切与えていませんが、元気です。
また、与える量と頻度を決めた方が良いでしょう。例えば、カップ1杯分を朝晩1回ずつなど。猫によって異なりますし、餌の袋にも目安が書いてありますので、それに準じるのも手です。
ただし、与えた分だけいくらでも食べてしまう猫ではない場合は、お皿にある餌が無くなったら足すという方法でも問題ありません。うちはそうしています。
飼育する環境や環境の変化を一定にしよう。
目まぐるしい環境の変化があると、人間も疲れてしまいます。猫にとってもそうなので、飼育する家を何度も変えたり、家に居るメンバーが変わることの無いようにしましょう。
たまに友人が家に来る時もありますが、うちの猫は怯えてしまって、元気がありませんでした。
仕方ないパターンもありますが、なるべく、いつも慣れている同じメンバーで飼育するようにしましょう。
叱ってもあまり意味は無い。
猫は、うれしかったことしか覚えていない
という題名の本があります。自分はその通りだと思っています。もちろん、「しつけ」する意味で様々教える必要はあると思いますが、叱る意味のない場面で手当たり次第に叱ってはいけません。
例えば、床で吐いてしまった場合、叱る言葉は殆ど通じません。叱ったからといって、次からトイレを自ら選んで、トイレで吐いてくれるなんてことはありません。
先程の本のタイトルのように、きっと猫は嬉しかったことしか覚えておらず、叱られたことは忘れているでしょう。叱られて、嫌な気分になるだけだったら、そんな損はありません。人間の自己満足です。
それより、褒めたり可愛がったりすることの方が数倍大切です。

最後に言いたいこと

とにかく猫を可愛がろう。
ということです。
猫と暮らせるのも、ずっとではありません。どんなに長生きしても、20年くらいです。
とあるデータには、猫の平均寿命が「14.2歳」であることが記されていました。
今生きている猫とのお別れは、悲しいですが必ずあります。亡くなってから、
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もっと可愛がってあげれば良かった。
なんて思ってももう遅いのです。
だから、生きている今のうちに、たくさん可愛がって、遊んで、要求に応えてあげましょう。
これが一番の秘訣です。
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